それから3日,
彼から連絡は来ることもなく,
マンションで顔を合わす機会もなかった。

ま、男なんてそんなもん。

今日はキャバクラの仕事お休みで,
明日は学校休みだから,新菜と
うちで鍋パーティをすることにした。

材料を近所のスーパーで買って家にむかう。
エレベーターを待っていると・・・

「あ!!愛海ちゃん!!」

「優輝・・・さん?」

学校帰りであろう優輝さんがやってきた。

「え?!もしかしてこの人が隣人の?!」

新菜が興奮気味に言う。
すでに目がハートだ。

「愛海ちゃんの友達?」

「ええ。幼馴染で同じ大学の・・・」

「新菜っていいます!!
あのっ!!今から愛海の家で鍋パするんやけど
よかったら来ませんか?!
材料いっぱい買っちゃったんで!!」

あたしの紹介をさえぎって新菜が
自分で勢いよく自己紹介をした。