なに?

あたしはなんも言葉を出せずに
山岡さんの顔を見た。

「よかったらケータイ教えてよ。」

「え?」

「あと『山岡さん』ってのと敬語やめない?
優輝でいいから。
年そんなかわんないんだし
なんか変な感じするし…」

「はあ…」

なんか勢いに圧倒されて
あたしはあまり返事をできないまま
とりあえず赤外線で連絡先を送った。

「ありがと♪また連絡する。
ぢゃあね☆愛海ちゃん」

そう言って彼は自分の部屋に帰っていった。




…………やっぱ軽!!!