「もー愛海!!せっかくのチャンスやで!?
別に付き合うとかじゃなくてさ!!
もっと交流関係広げよーや!!
したら自然と特定の男もできるやんっ」

あたしに比べて積極的な新菜は
いつもあたしに彼氏ができる機会を与えてくる。

「とりあえずーその彼…山岡さん?
うちも見てみたいから今度愛海んち遊びに行くわ!!」

「いいけど…」

絶対新菜のやつ,狙う気なんやろなー。

「アイミさん!!指名です。」

ボーイの俊ちゃんが呼びに来た。

「はーい!!
ほな,行ってくるわ」

「行ってらー。頑張ってー」

あたしは新菜に挨拶して部屋を出た。