「雅氷」


「何?すみれ」


「あたしさー……」


ずっと言いたかったこと
今やっと言える


「年下とかムリ」



途端に、雅氷から笑顔が消えた

「は?」


「だからね、あたし年下とか興味ないの」


「……意味わかんねぇ。俺だって年上なんか……」


「そんなこと言うんだったらああいう…ことしないでよ」



あたしがそういうと雅氷は
冷たい瞳であたしをにらんで言った



「もう寝る」


「え…」


なんでそんな怒ってんの
そんなに傷ついた?