「……やっぱガマンできねー」


翔太が言うと、藤本くんの唇をティッシュで思いっきりゴシゴシ拭いてから、あたしにキスした。


エッチなキス。


「んっ」


舌が入ってきて、食べるようなキス。


「藤本の唇なんて忘れるくらいキスするから」

低い声と男らしい顔にドキドキする。