『ほ……!!かほ……!!香穂!!』



『う…ううん……。』



アレ??ここはどこ??
横には心配そうな雫とお母さんが……って何で二人が心配そうに私の顔を覗き込んでるの??


『香穂!?目が覚めたのね!!よかったぁ〜』


安心したように胸をなで下ろしているお母さんと雫。


『二人ともどうしたの??』


私が聞くと、雫が言った。



『香穂ね、一緒に帰ってたら、突然倒れたんだよ。』