何かその後色々聞かれたので、
アンナとのツーショット待ち受けを
見せたりしつつ、答えて話していた。


「何、同じ人につけてもらったら
 よりお揃いなの?」

「そうですよ!」

やっぱり語尾に(笑)がついてるけど
俺は真剣なんですよ、お兄さん!


「今日アンナに首輪つけたの俺なんだけど
 だったら俺につけられたい訳?」

「つけて貰えるんなら、
 それに越した事は無いですね」

「超真剣だ(笑)」

今度は目視出来る程に笑われているけど
手招きに従って、首輪を装着された。

お兄さんは爆笑している。
お姉さんといいこの人といい、
よく笑う人達だな……


「ごめんごめん。
 ほら、クッキーでも食べなよ。
 アンナも食べる?」

クッキーはどうやら、
お姉さんの手作りらしい。

それを、アンナ用の食器に割りいれて
床に置いて、待てと命令をかけている。

やっぱり君は賢いね!
お兄さんの言う事もちゃんと聞くし!