そして俺たちは手を繋ぎ外に出た 外は暗く空には無数の星たちが輝いていた 「綺麗・・・・」 羽美が星を見てそう呟く そんな羽美がとても愛おしい 「そうだね」 それから話しながら歩いた 多分、こっちは海だろう 「海だぁ!」 海は昼間とは違い 青ではなく黒く見える ガサッ 「誰・・・・?」 俺は顔をしかめた 確かに音がした、誰かいる・・・・