「島・・・・・?」 羽美は怪奇そうに言う 僕達は兄弟だ 羽美は僕の双子の妹 金色のフワリとした長い髪と蒼い大きな瞳 肌の色は白く雪をイメージさせる色だ どこから見ても美しいと思う 僕の愛おしい妹 「どうして私達島にいるの?」 意思の強い瞳で僕を見つめる 「わからない」 「そっか」 水面に静かに落ちら雫のような 綺麗な透き通る声