友達の誘いを全部断って、芝居のレッスンに打ち込む。 大学の勉強についていくのも精一杯で… でもお芝居をしてるときは、 そんなことをリセットできるくらい楽しい。 龍介とのレッスンは、 特に……なんだけどね!!! 「やった♪ ここ、ここっ!!」 「ほぅ、どれどれ…」 彼は目を細めて静かに笑いながら、シナリオが書かれた紙を見つめる。 そんな彼に…… 胸がキュンッて締め付けられた。 「キスの仕方?」