―――――― ――― 「乃愛ちゃんって言うのね〜?まぁなんて可愛らしい女の子なの〜」 笑顔が素敵な本城くんのお母さんは私の黒髪を撫でた。 「突然すいません。できるだけ早く出ていくので……それまで、どうぞよろしくお願いします!」 「「出ていく?」」 なぜか声がハモる本城くんと本城くんのお母さん。