机の上に置いてあった携帯が光り出す。僕は窓の前から歩き、電話に出る。












『もしもし』

??《もしもし、岬??私よ》

『麗華』









僕の声に窓の外を見ていた全員が振り返る。










麗《ごめんね、まじで仕事が入ったわ》

『え??…あ、まじか』

麗《ごめん。車を寄越すからすぐに来て。よろしく》











携帯を切る。川崎は僕の近くで僕をガン見している










川「何の電話?!」

『あ、仕事の。
 今日早退するわ』











鞄をとろうと歩き出すと、後ろから声が聞こえた。













川「俺たちも行く!」

『はぁ?』

柚「たちってなんだたちって」
























.