希望という名の光りは、消えやすく灯りにくい。 絶望という闇は、すぐに現れてなかなか消えないのに。 優子に与えられた光は、希望は、すべてに暖かさなんてなく。 冷たい希望。 冷たい光。 対して、絶望にかわりない希望だった。 天井を見上げて、深く息を吐く。 外からの光は、どんどんと部屋を赤くしていった .