一瞬心を許したアンタらでさえ
私の心を踏みにじった敵だと言うのなら
私が本当に心を休めることのできる味方はいったい何人いるのだろうか
私の心はだれに寄り添えばいい?
「さよなら、
…友よ」
僕の声は風に混じって消えた。
友に裏切られるのは、二回目
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『…ッ!!』
?「!!わり…って…お前か」
『氷狩、君…』
氷「…?」
曲がり角でぶつかったのは氷狩玲衣。
玲衣は、嫌悪と驚愕の顔を複雑に織り交ぜた顔をした。
嫌われてる、か。
当たり前だよな
氷「…おい」
『ッ、なんだよ?』
氷「何で、そんな顔すんだよ」
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