『僕の大切な人も君たちに犯されてる』
龍「え…?」
『君たちが、もし罪と感じているのなら、辛い罪の意識の中にいる一人の女かもしれない
でも君たちの行動のせいで一生を狂わされた人だっているんだよ
わかる??』
三人ははっとした顔をする。
僕は一歩を踏み出した。
『僕は君達を一生許さないよ
ユキナ
私の心と体を傷つけたお前らを』
それだけを呟き、横を通りすぎた。
僕がもし君たちと先にであっていれば、あんな出来事はなかったんだろう。
顔見知りってことで、何もされなかったし、何より彼らが断ってたかもしれない。
それに僕だって…私だってあんなに傷つくことはなかったと思う。
――――――――…でも
僕の心はそんな推測論でやつらを許せるほど穏やかではない。
だから…
許すことなどできない。し、
結局この学校に僕の味方はいないことを…
再認識する形になった
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