―――――――――――――…一週間前









『父様、私復讐したいの』

父『あ?』

『私をいじめたやつに復讐したい、後悔させて狂わせたい。』

父『知らねえよ
 テメエがやりてえなら好きにやれや』

『ふふっ、ありがとう…

 あ、父様。私結構過激なことしちゃうかもだけど…』

父『はーっはっはっはっ!!

 安心しろ、金で消せるもんなら消してやるさ!

 本当ならテメエの尻拭いくらい自分でやれって言いてえが、事が事だ。
 この貸しは、テメエが会社継いだとき、儲けて返せや』

『さすが父様』







私は父の前のソファーに座りにこにこと笑う
父は、顎に手を置き何かを考え出した。















父『由姫菜。テメエ、男として通いやがれ』

『え?』

父『次期社長が事件起こしたなんて知れたらきっといけねえや。
 色々経歴改竄してやるから、男として通って復讐しろ。

 あ、そうか。テメェは由姫菜に一番近かった存在ってことにしよう。


 今から設定をいうから聞け。


 テメェは由姫菜の一番近かった存在だ。だが、由姫菜は今引きこもり中。由姫菜が任されるはずだった派生会社をテメエがやってることにしろ。会社は用意してやる。次期社長のリハーサルとしてやれや。

 お前は由姫菜の男。母は外国人ってことにしといて、カラコンとかいれろ
 名前は…後で用意してやらあ。』











父はノリノリのように不適に笑った。


ふふっ、そうこなくっちゃ。

















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