神「紹介するよ岬。この3人は端から…


  龍祇 流夏(リュウギ ルカ)
  小宮 悠斗(コミヤ ユウト)
  鳴海 佳悟(ナルミ ケイゴ)

  よろしく。岬」

龍「あー…っと…さっきは悪かったな…」

小「でも、なんか俺たち…」

鳴「岬に、」


「「「惚れたっぽい」」」




『あぁ?俺は男だぞ?』




龍「関係ねぇッ!」

小「結婚してくれっ!」

鳴「好きだ岬ッ!」











俺は鼻で笑って振り返りその場を後にしようとする。










『わかったわかった。まあ友達程度にはなってやるよ』



「「「っしゃあ!!」」」



『なあ…健、流夏、悠斗、佳悟…』

神「なんだよ…?」

『俺がもし女だったら…友達になってくれたか?』

神「知るか。でもまあ…」













言葉を濁すから後ろを振り替えると、健は赤い顔をして頭を掻いていた。










神「友達くらいにゃぁなってんじゃねえの?」












不意の言葉が嬉しくて。


俺はつい女の表情で微笑んだ。












『…ありがとう』















それだけ言って、俺はその場をあとにした。







ククッ…俺は、














もっと、早く君たちと出会いたかった


















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