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さっきとは違う着メロが幹人の携帯からなる。







実「電話か?」

秋「?あぁ、棚秦からだ


  もしもし?」

麗≪秋本!?!?
  どうしよう、どうしよう…!!!!!≫





いつも落ち着いている棚秦から出ている声とは思えないほどあわてていた。泣いてもいるはず、この声は。






秋「棚秦…!?


  どうした?」





その秋本の様子もおかしいと感じた周りの奴らも少し身構えた。







麗≪由姫菜が…いないの…!!!≫

秋「由姫菜が…いない…?」









その声に全員が立ち上がった。玲衣の顔も青くなっている。





幹人は即座に携帯をスピーカーフォンに切り替えた。









秋「トイレとかじゃ、ねえのか?」

麗≪私も最初そうだと思ったの…!

  でもね、近くの棚に白い封筒が3通入ってたの…!≫

宮「封筒、ですか?」

麗≪えぇ!

  1通は私宛、2通はあなたたち当て、3通はおじさまに…!

  朝からあの子おかしかった…いつもの寝てる時間には起きてて…



  私の胸騒ぎは当たっていたのよ!!≫








そういって電話越しに泣き出す。










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