しばらくすると、神宮寺は離れた。
僕も起き上がり、神宮寺の背中を見つめた。
神「…ごめん。何かあったら、いつでも言ってくれ。
そんで…泣くな…」
『泣いてなんかねぇけど』
神「…フッ、じゃあな」
もしかしたら、神宮寺も僕のこと、女だってこと、気付いてるのかもしれない。
試しに目をさわってみたら、確かに濡れていた。
無意識に泣く…由姫菜の意思か?
僕は笑いながら空を見上げ、次の復讐劇に思いを馳せる。
何を、してやろうかな…
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…