ダンッ!!!!
『…ッ!』
すれ違い様に腕を捕まれて押し倒された。
正直予想してなかったから全く受け身がとれず頭を打ち付けた。
『…ってーな…何だよ…??』
神「岬……
お前…誰だ…??」
『…は??』
神「随分会っていない間に、大分雰囲気が変わった。
雰囲気どころじゃない…人が変わったみたいだ…ッ、」
『…僕は僕だよ、僕は椎名岬』
神「嘘だ…!!
笑顔も、雰囲気も、全てが冷たい…俺が前に出会っていた岬は、もう少し柔らかかった…」
神宮寺は僕の目を見つめながら寂しそうに伝えてくる。
僕は神宮寺の頬に手をあてた。
『…』
神「岬…??」
『…僕は、何も変わっていない…初めから、僕は僕だ
何日もあっていないんだ、そりゃあ雰囲気も変わるさ』
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