この先、どんな未来が待っているんだろう。 佑くんがいなくなった世界は、やっぱり灰色なのだろうか。 ……ねぇ。 この時の私を見守ってくれていたのは、佑くんだけじゃなかったんだね。 「……美優っ!」 佑くん以外の他の男の子で、私を“美優”と呼ぶのは ただ、1人…。