―――…先生。


私、まだあなたのことが大好きです。

この気持ちは、まだまだ消えてくれそうにもありません。



きっと、一生。消えてくれることはないんだろうなと、思います。


それで、いい。
それでいいから。



この気持ちは失わずに、それでも前に進んでいきたい。


私を想ってくれる人のために、前に進まなきゃいけないの。



『……爽くん。』

「…うん。」

『私、先生に会ってくる。』




―…先生。あなたが、今までの私の学生生活の全てでした。