月日は、限りがあって。 その中でも、ちょっとずつ変化を遂げていて。 きっと、変わらないものなんて存在しない。 変わりたくなくても、変わってしまうものだってある。 ―…今、気がついたんだ。 私の心も、変わってしまったのだって。 『……。』 佑くんのことは、好き。 やっぱり、好き。 まだ、好き。 でも、前に抱いていた感情とはなんだか違っていて。 もしかしたら私、佑くんのことはどこかで諦めていたのかもしれない。