あの日も、泣いていたよね。 あの日も、つらかったよね。 あの日は確か、そんな時に爽くんが来てくれたんだっけ。 『…このまま授業、 サボろうかな。』 あの日みたいに、濡れて。 体の限界が来るまで、ここにしゃがみ込んで。 ―…今度は、誰が私を助けてくれるのでしょうか。