【完】優しい彼の温もりに包まれて

「健斗、ほらやるよ」


「やったぁ!!ありがとう」


修司さんは毎回、健斗にお菓子をくれる


「2人とも大きくなったな」


健斗を抱き上げて呟く


「もうすぐ3歳と1歳になりますからね」


「早いなぁ…。俺も年を取るわけだな」


「修司さんもまだ若いじゃないですか。」


「お前らに比べたら年さ…健斗達にすればおじさんだな。じゃあ、帰るわ。お疲れ。健斗、じゃあな」


修司さんは健斗の頭をポンポンと撫でると帰って行った


「丈瑠、今日ご飯の準備頼んで良い…?」


「どうして?」


良く見ると怠そうだ


そして微妙に顔色も悪い気がする


「具合悪い…」


素直に認める瑠夏


久しぶりに母さんに健斗と愛花のこと頼むか


ここ最近、頑張りすぎてるみたいだからな