【完】優しい彼の温もりに包まれて

「ほらほら保育園に着いたよ。愛美さん。今日もよろしくお願いしますね」


「瑠夏、毎日キツくない?無理しないでよね」


「分かってますって。丈瑠が手伝ってくれるから助かってるますよ」


「そう。なら良いんだけど…愛花?バイバイ」


愛美さんは愛花の頭を撫でると健斗と優雅を抱いて行ってしまった


「丈瑠、愛花抱くの交代しよっか?」


保育園を出て学校へ向かう途中に瑠夏が言ってくれた


「キツくねぇの?」


さっきまで健斗を抱いてたのにさ…


「だって、丈瑠は今から学校でしょ?」


瑠夏は俺が学校の時、必ず愛花と一緒に学校の近くまで送ってくれる


散歩のためだとか…


気分転換もあるみたいだけどな


ギリギリまで瑠夏と一緒に居たい俺としては嬉しいけど。