【完】優しい彼の温もりに包まれて

「知らないでしょ?丈瑠って人気あるからあたし不安になるんだよ?」


ギュッと強く抱き着いた瑠夏


瑠夏がヤキモチ妬いてくれるなんて嬉しすぎる


「ごめんな?今、本気で好きなのは瑠夏だから。藤室も美貴も関係ない」


「あたしも丈瑠が好きっ。離れていかないでね」


可愛いこと言うなよっ


キスしたくなるじゃんか


「瑠夏?キスして良い?」


最初は驚いていたものの小さく頷いた


「丈瑠なら…良いよ?てか丈瑠じゃないと嫌っ」


「瑠夏…お前、反則」


「えっ…!?」


俺は瑠夏の唇を塞いだ


「…んぁ///」


たまに漏れる甘い声が愛おしくて仕方ない


それが俺を狂わせる


こんなに愛おしいと思ったのは瑠夏が初めて。


俺は瑠夏の意識が遠退くまでキスを続けた