「まぁ～急だったから・・・びっくりするのはあたりまえかぁ～。」
椿さんが言った。
その横で太一くんが笑っている。
「その服は私からのプレゼント！とっても似合ってる！」
「いえ・・・そんな・・・こんないいものもらえません。」
「もらっちゃって！もらってくれないと困るんだけど・・・。」
「じゃ・・・遠慮なくもらいます・・・。あの・・・でもモデルは・・・自信ないし・・・。」
「大丈夫！利奈ちゃんは可愛いしその服めっちゃ似合ってるから！」
「いえ・・・私なんか・・・。」
(自信ないな～。)
「大丈夫！そのうち慣れていくわよ！じゃOKってことで・・・これ契約書！ここにサインしてね～。」
そう言って１枚の紙を渡された。
サインを書くところにRina Sekiguchiと書いた。
「はい！ありがと～。これからがんばってね！これからよろしく！」
「はい・・・。自信ないけど・・・がんばります。」
そして握手した。
(若干、強制てきな感じだけど・・・。)
「がんばってね！詳しいことは郵便で届けるから♪じゃーねー！」
「ありがとうございました！」
利奈はそう言って軽くお辞儀をした。
(椿さん明るいなぁ～！ママと同級かぁ～。椿さん若い！)
椿さんは利奈に『ROZE』の服を着せれると言ってうれしそうに出て行った。