洗濯物を全部干し終わって、わたしは縁側にドカッと座った。 「ふーっ」 「疲れた?」 「ちょっとね」 「おばあちゃんお裁縫してくるから瑠夏ちゃんここで休んでな?」 「お裁縫?」 お裁縫だって手伝うよ? そう言おうとして腰を浮かしたその時。 「うるせー」 部屋から真が顔を出した。