___キーンコーンカーンコーン...♪


学校のチャイムが鳴ったと
同時に私は、この場から立ち去り
校舎に入ろうとした。


「ちょっ怜奈ー。まだ話終わってねーよ」

私は、また振り、黒髪盛り盛り男を
見た。

「あんたと話してる暇なんてない。
あと、勝手に呼び捨てしないで。
授業始まるし。じゃ。」


「ちょっと待てよ。」

「うっさいなあ。」