君には、あの日…見たときからもう。 きっと…蜘蛛の巣から逃れられない蝶のように… 自分が傷付くと分かっていても。 このヒトは違うと分かっていても。 選んでしまった。 君のこと、もっと知りたいと思った。 辛くなるのは、もう分かりきったことなのに。 戻れない渦の中…僕は君を思いながら闇に溶けた。