「てかどこにいんだよ〜」


「転校生は校長室か職員室って相場は決まってんだろ」


「だよな」



目の前は校長室




「じゃ開けてみますか!」



ワクワクドキドキッ
ご対ー面っ!


バーンっと扉を開ける


「おはよー!うさぎちゃーん!」



「……………誰?」






「うっわ」


海人が呟く




「―――――可愛いーーーー!」




目の前には俺が見た中で
最強のうさぎちゃんが立っていた



透き通るような白い肌に
腰まであるふわふわの茶色い髪
髪と同じ色のくりくりの目
抱きしめたら折れそうな華奢な体




ストラーイク!!!



「俺あんたに決めた!」


「は?」


「次のうさぎちゃんはあんただから!」




うさぎちゃんは露骨に
嫌そうな顔をしている