二人っきりの図書室




「急にごめんな」



いつもと違うるいに戸惑う




「うん…」




「昨日は………ごめんなっ!」



「えっ…いやっ」



「やっぱ嫌だよな〜

嫌いな男に助けられても」





違う。




「余計なお世話。ってやつだもんな!」





違うの




「どっちかつーとストーカーより
俺のがキモいみたいなっ!」




「違う!!」