「そうなんだ、よかった」



一希先輩、やっぱり…



「みんな喜ぶよ」



へっ?みんな…



「そうだ、俺が案内するよ」



「ありがとうございます…」



何がともあれ、部室に入れるんだからいいや



スコアブックはお姉ちゃんが見たいって言ったら貸してくれそうだし…



「さっ、どうぞ」



「し、失礼します…」



一希先輩の後ろから部室に入った



「そういえば果梨がいるんだった…」



えっ、果梨先輩っ!!