少し驚いた



矢田先生から応援されるとは思ってもみなかった



「当たり前でしょ」



あたしは素直じゃない



「わかってりゃいいんだ」



でも矢田先生は分かってくれた


「ほんと、一希に言われた通り素直じゃないな…」



あたしは矢田先生の言ったことが聞こえなかったが、あたしは顔が赤くなっているのを隠しながら野球部室に早足で向かった