夢のことを思うと、気持ちが重くなる



「美羽。美羽の体に傷を付けることになってごめんね…」



骨髄液を取るために全身麻酔を使い、骨髄に直接針を刺す



「あたしはどうってことないよ。ただ、お姉ちゃんが…」



「あたしだって、どうってことないさ。どんって構えとけばいいのよ」



胸を叩いた



それがいつものお姉ちゃんで安心した



「んじゃ、明日学校からスコアブック持って帰ってくるから」