‐数日後‐
「陸斗久しぶり!…最近、全然連絡取れないけど、どうした?」
「…お~!久しぶり。」
久しぶりに学校に顔を出した陸斗に、一也は駆け寄ると心配そうに声を掛けた。
「…まぁ、何もなかったんならいいけどよ♪今日、久しぶりに何処か寄ってくか?」
「…悪い。当分遊べないわ。」
一也の言葉に、陸斗は申し訳なさそうに苦笑いをした。
「…何かあったのかよ?」
「…まぁな。…一也…今日、少し2人で話せるか?」
「?おう、分かった☆」
「…ありがとな。」
いつもと違う様子に不思議に思いながら答えると、陸斗は自分の席へと戻っていった。
===
‐放課後‐
「…マジかよ。」
「…あぁ。黙ってて悪かったな。」
陸斗は、瑛奈との別れ…
そしてもう一度やり直すと決めた事…
病気の事…
一也に全てを話していった。