「(…何コイツ、私の事知らなかったの!?…ありえない。怒)

…今日暇だったら、一緒に遊びに行かない?良かったら友達も誘うし♪」




「…いや、俺達は…」




陸斗の態度にあすかは内心イライラさせながらも、笑顔で誘った。






「ッもちろん、行きます!何処行きます♪?」




「何処でもいいから、考えておいて♪じゃあ、後で校門でね☆」




陸斗の断りの言葉を途切るように一也が答えると、あすかは笑顔で去っていった。








「…って、何勝手に約束してんだよ?」




「だってお前、あのあすか先輩の誘いだぞ!?…断る奴が何処にいるんだよ?…もちろん、陸斗も一緒に行ってくれるよな♪?」




陸斗の呆れた様子に、一也は興奮しながら熱弁をしていった。