「え~!?誰と?!」




「“え~!?”って、瑛奈が先に言ったんじゃん…

30人位でクリスマスパーティーするんだって。」




「…また女の子ね。」




「何だよ(笑)瑛奈んトコのパーティーにも男いるじゃん?」




「ッそれはそうだけど…~~~」




「(笑)早く帰るから大丈夫だよ。瑛奈もなるべく早く帰ってこいよ?」




納得いかない様子で話続ける瑛奈に、陸斗は頭を撫でながら言った。






「…うん。でも、夜は陸斗のお家でパーティーだし…

あんまり2人ではいられる時間ないね。」




「瑛奈が早く帰ってこれるなら、午後にいつもの海行くか?」




「ッうん!海行く!!お昼過ぎには帰れるようにする!!」




「(笑)んじゃ、それで決まりで♪そしたら、直ぐ帰ってこいよ。」




思わぬ陸斗からの提案に、さっきまで落ちていた瑛奈に笑顔が戻った。