「かご持つよ」 俺は野菜や、たくさんの食材でいっぱいになったかごを香織の手から取ると、 香織はありがとうとまんべんの笑みを浮かべた。 「よし、これでオッケー。優兄、頼まれた物は全部揃ったよ」 「そっか。じゃあ行こうか」 2人でレジへと向かう。 あっ、あれ。 俺はかごをレジまで持って行くと、ちょっと待っててと香織に言い残し目的の売り場へと向かった。