「ケガ…、してるみたいだね。

保健室に連れて行ってあげるよ。」


祐斗は侑姫を立ち上がらせ、そのまま手を引いて連れて行こうとする。



「そんなのいらない。

てか~、あんたうさんくさい。
きもい。なんかやだ。」



そういって祐斗の手をふりはらう。

その行動に全員唖然。



祐斗は教室に行こうとする侑姫の腕をつかみ、侑姫を抱きかかえた。

つまり、お姫様だっこ。



まわりは、さらに唖然。
侑姫が一番びっくり。


「はっ!?!?!?」