「俺がこの高校の入学式で誓った目標はなんでしょう??」
「あぁ。あれね。」
「はい☆会長!!
回答権は会長です!!
皆さんお静かに~。」
2人しかいない生徒会室なのにすっかり司会者気分の祐斗。
「モテたい。」
「だ~い正解ッ☆」
なんともくだらない目標である。
「俺さ~。達成できた感じじゃね??
カッコよく、面白く、そして可愛い!!
この学校でこの代名詞をきけば俺が一番にでてくるからなぁ!!」
※悔しいですがホントです。
祐斗は高笑いし、マサは呆れていた。
まさか、この祐斗の立場が短時間で奪われてしまうことを今はだれも分からなかった。