全然もうすぐちゃうやん。
とツッコミたくなるところ。



「ねっ、もちろんハーちゃんも行くよね?」


あたしの机に頬杖をつくのは、奈々瀬ちゃん。


「え…うん」


勢いに押されて、頷いてしまった。


「決ーまりっ♪じゃあ、明日の10時に○○駅集合ね!」


「ショッピング~♪」


「いっぱい買うどー♪」


はしゃぐ2人を尻目に、あたしは庄野を見ていた。





あれ以来、庄野が気になって仕方がない。





あたし――
庄野のこと、好きんやろか…。