「……………」


その日は何が何だかわからなかった…頭がグチャグチャで…だけど、はっきりとわかっているのが…


私は紫輝さんが好き。だけど諦めなくてはいけない…

彼には大切な人がいる、彼が幸せにしたいのは…愛さんだけ…だから、私は邪魔なんだ…


「…………」


そして、夕方にみた…その二人。喧嘩していた?


“あなたが…羨ましい…”


その言葉の真意は?


私は………私が羨ましいのは………



愛さん………



あなたが、羨ましい……