「紫輝さんと同じ高校に行きたいです。」


「千鶴さんっ?!」


「お願いいたします!彼の近くで彼を知りたいです。彼の1番になりたいです。」


「だめよ…公立なんて…ねぇ…」


「いいだろう。」


お父様…?


「千鶴がそんなこと言い出すなんて…思いもしなかった…」


「お父様!」


「和泉も紫輝くんに戻ってきてほしいと言っていた…千鶴に任せてみよう。頼むぞ…」


「はいっ!」


「調度、あと少しで春休みも終わるし…転校の準備をするか。」


「ありがとうございます。」


こんなに上手くいくとは思ってはなかったから感動。
私、頑張る。


自分の力で…幸せ掴みます!