『あっっ!UFO!』

男があっちの方向を指さして叫ぶ。
男どもは後ろを向く。

『今だ!逃げろっ!』
「きゃ…」

男は手を引っ張って走る。

『ってめぇっ!まてぇぇぇ!』

バカな男どもも追いかけてくる。
すると男はあたしを連れて一件の店に入った。
なんかゴージャスそうなお店。

『くそぉっ、どこいきやがった…』

遠くの方で男どもが叫ぶ。

(ホッ…)

『大丈夫か?』
「うっ、うんっ!」

「ココは…?」

見回すと高そうなお酒。テーブルといす。広い店内。

まさか…ココは…

『キャバクラだよ。』

やっぱり?だよね。

『ここはとある渋谷のキャバクラ、Princess。』

こんなとこにキャバなんてあったのか…

『あのさ…』