わたしの名前は、佐藤優梨奈。
…只今大急ぎ中~っ
「優梨奈~っ!そろそろ家でないと、入学式に遅刻するわよー!!」
「はーいっ。いってきまーす!」
慌てて家を飛び出し、急いで自転車をこいでいく。
すると高校の校舎が見えてきた。
「緊張するなぁ…」
自転車置き場に行くと見慣れた顔が見えた。
「優梨奈~!おはよう」
「おはよう楓!」
楓とは小さいころからずっと仲良しな友達だ。
「あたしと優梨奈ちがうクラスだったよ」
「え~!やだなぁ~友達できるかな~?」
「優梨奈人見知りだもんね!まぁ大丈夫だよ☆」
「そうかな~?まぁ頑張るしかないか!」
「そうだよっ!あと今日一緒に帰ろ☆終わったら迎えに行くから!」
「了解♪」
そうして教室についた。