「見回りを、彼女である姫菜と行けるからだろ。梅田もわかりやすい男だな(笑)」



雄志は自信満々に言う。

…隆斗は、私と見回りがしたいの?



「まぁ、一部を除いては当たってるな」



「ほらな!でも、一部って?」



…一部…って、まさか?



「俺ら入籍したから」



…やっぱり;;



「「「『姫菜、今の嘘だろーっ!?;;』」」」



「「「『おめでとうございまーす!!』」」」



こいつらは、E組の生徒たちみたいに、“おめでとう”と言えないのだろうか。

私は椅子に立って叫んだ舜に「本当だから座りなさい」と、諭した。