「そりゃあ小嶋姫菜って本名がわかってるから」



…残念ながら、“梅田”になりましたけどね。

私は項の傷を撫で、目を閉じた。

どうせ捕まる運命…
ちゃっちゃと殺らして貰うよ。

私は目をパッと開き、後ろに迫ってた男に後ろ蹴りを喰らわせた。

ーードカッ

ーーバキッ

ーーボフッ

ーードンッ

ーーガンッ

武器を持ち出すヤツらを交わしながら、雑魚から片付ける。

【KING】は弱くなったと感じるほど。

これでも隙があると思うのに。



「うお゛りゃ――ッ!!!!」



…甘いよ、こいつら。

私は意図も簡単に、半数を片付けた。