私は幸せと大切な人と居る時間を守るよ。



「ん、俺も。てか、朝から何を言ってんだよ」



隆斗は私にキスをして、鼻をつまんで来た。

足りない…―
隆斗、足りないよ…――。

私は時間が許すまで、隆斗にキスをした。

隆斗は私の不安定な気持ちに気付いたのか、スーツを脱がせて来た。

ベッドに私を座らせれば、胸元やお腹、太ももまでにも、キスマークを付ける。

最後は項もちゃんと。

私は照れながら「ありがとう」と、隆斗の項に、同じようにキスマークを付けて離れた。

慌ただしく着替えて朝食を食べて、私たちは学校へと向かった。